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◆Day5◆ 9月7日 決勝シリーズ、圧巻の走りで磯崎/関が全日本初優勝

  • 執筆者の写真: alljpn 470
    alljpn 470
  • 9月8日
  • 読了時間: 3分
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「ピアソンマリン全日本470級ヨット選手権大会2025」大会最終日の9月7日(日)、9〜12ノットの風で3レースが行われ、決勝シリーズを1位と2位でまとめた磯崎哲也/関 友里恵(JPN22 Racing)が、チームとして初となる優勝を果たしました。


 午前10時にD旗が掲揚され、ゴールド、シルバーに分かれた選手たちが一斉に出艇しました。強い潮流の影響を受けながらも、南からの9ノットの風で決勝シリーズ・ゴールドフリートのレースがスタートしました。

 第1レースは、1マークからリードし続けた吉田 愛/吉田雄悟(ピアソンマリンジャパン)を磯崎/関組が追ってゴール前で競り合う展開になり、そのまま吉田/吉田組が1位でフィニッシュし、2位に磯崎/関組が続きました。この第1レースが終わったところで、総合5位だった吉田/吉田組が3位に浮上しました。


 風が12ノットに上がった第2レースでは、序盤から磯崎/関組が艇団を引っ張り、吉田/吉田組がそれに続く展開になりました。トップで磯崎/関組がフィニッシュし、2位に吉田/吉田組が入ると、この2艇が総合順位でも1位、2位に立ちます。


 最終の第3レースは、安定した12ノットの風で13時10分に始まり、磯崎/関組が1マークをトップで回ると最後まで圧倒的な速さで走り抜けて1位フィニッシュを果たしました。


 予選、決勝シリーズ合わせて9レースを実施して、本大会の全てのレースを終了。決勝シリーズを2-1-1位の好成績でまとめた磯崎/関組がチームとして初優勝を決めました。

 

 最終成績は、磯崎/関組が優勝、最終日に順位を上げた吉田/吉田組が準優勝となり、3位に池田海人/末吉 源(日本大学)が入りました。


 磯崎哲也選手は、2022年に唐津で行われた全日本選手権(磯崎哲也/外薗潤平)に続き2度目の優勝。関 友里恵選手は初優勝となります。





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磯崎哲也選手(JPN22 Racing)

今日は序盤で大きく崩さないように、確実に上マークは3位以内で回る、というのを目標にしていました。最後の2レースは船をしっかり前に出せて、艇団をコントロールできました。優勝できたことはうれしいですが、世界で戦うにはまだまだ力が足りない。目指すべきレベルを見据えて活動していきます。


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吉田 愛選手(ピアソンマリンジャパン)

ボートスピードに自信のある風域でしたし、確実に1レースずつポイントを詰めて2位まで上がれました。今回ピアソンの新しい学連艇で出場してみて、学生向けの船としては完成形だと実感できました。スタートの鋭さや競った時の対応など、学生たちがレベルアップしてきているなと感じる大会でした。


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池田海人選手(日本大学)

決勝シリーズではレベルが高くて緊張してしまい、厳しい展開になってしまいました。今回得られた課題を11月のインカレまでに修正していきたいと思います。学生として全日本で上位に入るというのは目標にしていたので、3位に入賞できたことは率直にうれしいです。


 9月2日(火)から7日(日)まで開催された「ピアソンマリンジャパン 全日本470級ヨット選手権大会2025」は6日間の日程を終えました。来年、2026年8月10日(月)から17日(月)に世界中の470セーラーが一堂に会する「470世界選手権」を江の島ヨットハーバーで開催予定です。


「全日本470級ヨット選手権大会2025」参加95艇 最終成績 

1 磯崎哲也/関 友里恵(JPN22 Racing)12p

2 吉田 愛/吉田雄悟(ピアソンマリンジャパン)30p

3 池田海人/末吉 源(日本大学)37p

4 大石駿水/福田桃奈(滋賀県スポーツ協会)38p

5 神木 聖/疋田大晟(YSCS)44p

6 青山知央/松山大祐(早稲田大学)54p

7 Muhammad Fauzi/Juni Karimah(MAS)55p

8 濱田登羽/今村公彦(日本経済大学)57p

9 杉原 豪/山本信之介(日本大学)58p

10 小栁倫太郎/相川悠太郎(株式会社ヴィス)64p


総合

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