◆Day2◆ 9月4日 予選シリーズ2日目は微風で1レース
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- 9月4日
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「ピアソンマリン全日本470級ヨット選手権大会2025」レース2日目となる9月4日(木)は、前日の強風から打って変わって曇天と微風のコンディション。9時からのチームリーダーミーティング後に、恒例のビブスセレモニーが行われ、9時45分にD旗が掲揚されました。

北からの弱い風で10時35分に第3レースがスタート。イエローフリートは、重松 陽/トムソン ティモシー啓太(早稲田大学)がスタートで出遅れたものの中盤で風をつかみ、追い上げてトップフィニッシュ。2位には藤村拓斗/細見拓真(慶應義塾大学)が入り、関東水域の学生の強さを見せつけました。
ブルーフリートは、序盤から飛び出した杉原 豪/山本信之介(日本大学)を磯崎哲也/関 友里恵(JPN 22 Racing)が追う展開になり、杉原/山本組が逃げ切って1位。2位に磯崎/関組が入りました。
その後さらに風は落ち、しばらくの海上待機を経て15時に第4レースがスタートしましたが、あえなくノーレース。予選3レースを終えた時点の暫定順位は、1位が重松/トムソン組、2位は磯崎/関組、3位に池田海人/末吉 源(日本大学)が入り、上位3組が同スコアで並ぶ展開となっています。

レース後には、セーリングセンター1階のラウンジで、吉田雄悟選手(ピアソンマリンジャパン)、外薗潤平選手(宮崎県スポーツ協会)、磯崎哲也選手(JPN 22 Racing)を招いて、デブリーフィングが行われました。選手からの投げかけられた疑問をトップセーラーたちが丁寧に解説し、選手たちはメモを取りながら聞き入っていました。
明日5日(金)は引き続き予選シリーズが行われる予定です。大会は7日(日)まで開催されます。

選手コメント
重松 陽選手(早稲田大学)
スタートに失敗して厳しい展開でしたが、1つずつ前の船を抜いていく意識で順位を上げ、上手く風をつかんでトップを取れました。大学に入ってから1位を取るのが初めてで緊張もありますが、落ち着いて自分たちの力を発揮したいです。

磯崎哲也選手(JPN 22 Racing)
風がなくなってきて風のシフトと風の来る方向を読まなければならない難しい状況の中、順位を少しずつ上げられたのは良かったです。どんな状況でも、1位、2位、最低でも3位には必ず入るレース展開にしていきたいです。
京黒太郎レース委員長のコメント
今日は風がない厳しい状況でかろうじて1レース実施できました。明日は予選シリーズの2レースを行う予定です。しっかり風が吹いてくれることを願います。

北海道の室蘭工業大学から6年ぶりの全日本選手権出場となった、本間愛理/勝山心晴選手は、慶應義塾大学から艇を借り受けて奮闘しています。トップ選手のレベルの高さに圧倒されつつも、吸収した技術が多いといいます。「北海道の大会とは比べ物にならない、全日本の壁の高さを実感しています。トップ選手の動作の滑らかさ、スタートのリカバリーなど、学ぶものがたくさんありました」(本間心晴選手・室蘭工業大学)



























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