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◆Day0◆ 9月6日 Event Measurements

9月6日、宮城県名取市閖上(ゆりあげ)で「ピアソンマリン 全日本470級ヨット選手権大会 2023」が開幕しました。本大会は東北で開催される初めての470全日本選手権で、東日本大震災後、初めて同地で開催される全国大会です。



宮城県名取市閖上で開幕した470全日本選手権。全国水域予選を突破した82艇(海外3艇含む)が出場し全日本タイトルを競います


 エントリーは82艇。大学生は前週に愛知県蒲郡で開催された全日本インカレ個人戦に出場した選手も多く、大会後急いで閖上へ移動。二週連続の全日本選手権になります。


 本大会の注目は、8月オランダ・ハーグで開催された世界選手権(セーリング・ワールドチャンピオンシップ)で金メダルを獲得した岡田奎樹/吉岡美帆(トヨタ自動車東日本/ベネッセホールディングス)、銅メダルを獲得した磯崎哲也/関友里恵(ヤマハ発動機)です。


 また、同世界選手権でゴールドフリートに進出した高山大智/盛田冬華(ヤマハ発動機)、吉田 愛/吉田雄悟(Q’Sfix/ピアソンマリンジャパン)も出場する、世界一ハイレベルなナショナル・チャンピオンシップといえるでしょう。日本470の活躍を裏付けるように、海外からもニュージーランドチーム、韓国チームも参加しています。


 大会前日は仙台市に大雨警報が出るほどの悪天候の中で受付・計測、午後4時からオンラインによる開会式と艇長会議がおこなわれました。本大会は4日間で12レース予定されています。台風13号の行方が気になりますが、閖上の海に良い風が吹くことを祈ります。


宮城県名取市閖上で開幕した470全日本選手権。全国水域予選を突破した82艇(海外3艇含む)が出場し全日本タイトルを競います


レース前日は受付・計測がおこなわれました。仙台では警報が出るほどの大雨です。室内、テントを使って計測がおこなわれました



選手たちは雨が止むのを待ってバウナンバーを貼付。午前中海に出た選手もいましたが「寒いです!」とひとこと。レース前日は終日、陸も海も冷たい雨に降られました



男女ミックスと総合に贈られる大会メダル。東北の名将、伊達政宗が描かれています。ビブスは本大会のために用意されました



8月世界選手権で金メダルを獲得した岡田奎樹・吉岡美帆。ワールドチャンピオンの余裕か、リラックスムードです



世界選手権メダルレースで逆転銅メダルを獲得した磯崎哲也/関友里恵。磯崎は前年度の唐津大会で外薗潤平と優勝を飾ったディフェンディング・チャンピオンです



午後4時からオンラインで開催された開会式。開会式後、艇長会議がおこなわれました


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